【8月27日 AFP】ウガンダ北部アルア(Arua)で、道路沿いの店で購入したメタノール(メチルアルコール)入り密造酒を飲んで少なくとも17人が死亡、複数人が入院した。当局が26日、明らかにした。

 ウガンダ国家規格局(Uganda National Bureau of Standards)のデービッド・リビングストン・エビル(David Livingstone Ebiru)局長によると、犠牲者はメタノールが含まれた地元産のジン「シティー5(City 5)」を飲んでいた。メタノールは人体に有害で、凍結防止剤として使われることもある。

 同氏は「アルコール度数を高めるために、アルコール飲料の製造で通常使用されるエタノールの代わりに、安価なメタノールを意図的かつ違法に使用したとみられる」として、製造者と店の経営者ら4人の逮捕と蒸留所の閉鎖を明らかにした。

 ウガンダでは毎年、大勢が密造酒を飲んで死亡しているが、通報されないケースが多い。(c)AFP