【8月27日 AFP】中国サッカー協会(CFA)は26日、スーパーリーグ(1部)の試合中に審判に体当たりをしたとして、河南嵩山龍門(Henan Songshan Longmen)に所属するブラジル人FWのエンヒキ・ドゥラード(Henrique Dourado)に12か月の出場停止と罰金20万元(約400万円)の処分を科したと発表した。

 ドゥラードは21日に行われた敵地での武漢長江(Wuhan Yangtze River)戦の前半に走って主審の背中に激突し、主審をはね飛ばした。故意の行為とみられ、そのまま退場となった。

 32歳のドゥラードは、過去にカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフルミネンセ(Fluminense)やフラメンゴ(Flamengo)でプレーした実績を持つ。

 中国サッカーは選手の問題行為を厳しく処罰することで知られ、2017年にはピッチ上で乱闘を引き起こした上海海港FC(Shanghai Port FC)の元ブラジル代表FWオスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)に対し、8試合の出場停止処分が科せられた。(c)AFP