【8月28日 CGTN Japanese】「RCEP加盟国広東ビジネスアライアンス設立大会」が24日、中国南部の広東省江門市で開催されました。この大会で発表されたデータによりますと、広東省とRCEP加盟国との今年上半期の輸出入額は、広東省の対外貿易輸出入総額の28.8%を占める1兆1300億元(約22兆5000億円)に達し、成長エンジンの役割を果たしていることが明らかだということです。

 今年はRCEPの発効元年であり、この半年間で、広東省のRCEP加盟国に対する経済貿易協力は目覚ましい成果を上げています。今年上半期の広東省とRCEP加盟国の輸出入額のうち、輸出額は8.7%増の5301億3000万元(約10兆5764億円)となっています。これは、広東省の輸出全体の伸び率を1.4ポイント上回ります。広東省の輸出企業がRCEPの下で申請し発行された原産地証明および原産地声明は既に3万1900件に上り、商品価値は87億9000万元(約1753億3000万円)に達しています。

 なお、広東省貿易促進会の方利旭会長によりますと、広東省は昨年、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国で新たに88件の新規投資を行い、投資額は実行ベースで5億ドル(約683億円)近くに達し、成長速度は2桁に達したとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News