【8月28日 CGTN Japanese】中国の中古車輸出は、2019年に正式に始まって以来、年々急ピッチで増えています。

 今年に入ってから、中古車の輸出が著しく拡大しています。中国自動車流通協会の統計によりますと、2021年の中国の中古車輸出は1万5000台でしたが、今年は上半期だけで1万6000台を突破したということです。これに伴い、輸出中古車の平均価格も大幅に上昇し、2019年の1台5000ドル未満から、2021年には1台1万5000ドル近くまで上昇しました。

 中国の中古車輸出の成長を後押しする要因の一つに、新エネルギー車の急増が考えられます。中国南東部の浙江省台州市では、輸出される中古車のうち9割が新エネ車となっています。

 現在、中国の中古車は主に東欧、中東、中南米などの発展途上国に輸出されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News