【8月28日 CGTN Japanese】中国南西部の四川省にある三星堆(さんせいたい)遺跡(紀元前1600~紀元前1046年)の8号坑で、新たな青銅器「大型立人神獣」が出土しました。

 この神獣は長さと高さがいずれも1メートルほどで、これまで三星堆から出土した動物型青銅器のうち最も大きいということです。犬をほうふつとさせる奇妙な姿をしていて、長い耳と大きな口を持っています。背中には一人の人間が真っすぐに立っていて、典型的な「三星堆の仮面」をつけているような姿となっています。

 紹介によりますと、三星堆で1986年の1回目の発掘から現在までに出土した神獣は高さ20~30センチの小柄のものがほとんどで、1メートルのサイズの神獣が出土するのは非常に珍しいということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News