【8月28日 Xinhua News】中国貴州省(Guizhou)黔南プイ族ミャオ族自治州独山県影山鎮の標高約1400メートルの高山地域にある紫林山村ではここ数年、快適な気候と豊かな自然環境を生かしたミズゴケの大規模栽培が行われている。

 村はやや辺ぴな場所にあるため、村民はかつて出稼ぎで生計を立てていた。数年前に国家林業・草原局の支援の下でミズゴケ栽培を開始。今では栽培面積が数千ムー(1ムー=約667平方メートル)に広がり、村民の収入も大幅に向上した。出稼ぎに出ていた村民も各地から続々と村に戻り、ミズゴケ栽培を始めている。

 1トン当たりの価格は約5万元(1元=約20円)。ミズゴケは生鮮水産物の輸送や盆栽の栽培などに幅広く利用されている。(c)Xinhua News/AFPBB News