【8月27日 Xinhua News】中国のスマートフォン大手、小米集団(シャオミ、Xiaomi)が19日発表した2022年第2四半期(4~6月)決算は、売上高が前年同期比20・1%減の701億7千万元(1元=約20円)、非国際会計基準(Non-IFRS)ベースの調整後純利益が67・1%減の20億8千万元だった。

 人工知能(AI)とモノのインターネット(IoT)を融合した「AIoTプラットフォーム」の6月30日時点の接続機器数(スマホ、タブレットPC、ノートPC除く)は40・7%増の5億2700万台、接続機器を5台以上保有するユーザー数は37・0%増の1020万人に上り、初めて1千万人を超えた。

 研究開発費は22・8%増の38億元に拡大した。同社創業者の雷軍(Lei Jun)董事長兼最高経営責任者(CEO)はこのほど開かれた新製品発表会で、2017年以降、同社の研究開発投資の年平均伸び率が39・7%で、22年の研究開発費が170億元に上り、今後5年間で計1千億元を超えるとの見通しを示した。

 また、自動運転技術や人型ロボット(ヒューマノイドロボット)分野で段階的な進展を遂げ、11日に同社初の人型ロボット「CyberOne」を発表したと説明。自動運転分野では、第1期として研究開発費33億元と自動運転試験車140台以上を投入し、全国でテストを展開していると述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News