【8月27日 Xinhua News】中国貴州省(Guizhou)安順市(Anshun)経済技術開発区に住む「95年後」(1995年以降に生まれた世代)のミャオ族の女性、張娟娟(Zhang Juanjuan)さんは、祖母と母が村のろうけつ染め職人だったことから、幼い頃から強い興味を抱いていた。

 他地域の学校を卒業後、故郷に戻った張さんは、無形文化遺産であるミャオ族のろうけつ染め技術を母から受け継ぎ、10年以上続く両親の工房をろうけつ染め芸術会社として登録し、体験工房を立ち上げた。張さんは不定期で教室を開き、村民に無料でろうけつ染めの技術を教え、収入を増やす支援をしている。

 張さんは現在、仲間とともに、実用的で環境にやさしく、ファッション性の高い衣服やハンドバッグなどのろうけつ染め製品をデザイン、販売している。(c)Xinhua News/AFPBB News