ウィンブルドンで退場させられた観客、キリオス相手に法的措置へ
発信地:ロンドン/英国
このニュースをシェア
【8月24日 AFP】男子テニスのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)のシングルス決勝で、酒に酔って自身の邪魔をしたとして退場させた観客の女性から訴えられるおそれがあることが分かった。
お騒がせ男として知られるキリオスは、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦した7月10日の決勝で、観客のアナ・パルス(Anna Palus)さんを退場させるよう審判に訴えた。女性はセンターコートから一時退席させられたが、後に戻ってきた。
パルスさんは、試合が世界中に放送されている中で、キリオスが「まったく根拠のない主張を見境なく行った」と非難。「700杯も酒を飲んでいるように見える」というキリオスの主張が、自身と家族に「多大な痛手と心痛」をもたらしたと話した。そして熟慮の結果、汚名をそそぐためには弁護士に名誉毀損(きそん)での法的手続きを指示する「他にない」とした。
女性は「正当性を得て、今回の主張が繰り返されるのを防ぐ必要があることが、法的措置を取る唯一の理由」とし、「慰謝料はすべて慈善団体に寄付する」と述べた。
英メディアによると、パルス氏はポーランド出身の医療を専門とする32歳の弁護士で、酒を飲んではおらず、キリオスを邪魔したのではなく応援していたと強調している。
キリオスはこの他にも、元恋人への暴行の疑いで、母国で出廷を命じられており、今回の訴訟の構えはさらなる痛手となる。(c)AFP