【8月24日 AFP】バドミントン世界選手権(TotalEnergies BWF World Championships 2022)は23日、東京で各種目が行われ、女子シングルス2回戦では前回女王で第1シードの山口茜(Akane Yamaguchi)が21-12、21-15でグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(Gregoria Mariska Tunjung、インドネシア)を下し、初戦を突破した。

 山口は目の肥えた地元観客の前で快勝を収め、連覇を目指す戦いをスタートさせた。

 試合後には「緊張はそんなになかったけど、(相手は)直近の試合で負けている相手。そこで結果を気にしてしまった」と話し、「2ゲーム目の終盤ぐらいしか余裕をもってプレーできなかったので、自分からというよりは、相手に対する準備などが多くなってしまった」と反省を口にした。

 他には、史上最多4回目の世界タイトルを目指すキャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)も21-16、21-14でウェン・ユー・ツァン(Wen Yu Zhang、カナダ)を下し、堅実なスタートを切った。大会第3シードの安洗塋(An Se-Young、アン・セヨン、韓国)とサイナ・ネワル(Saina Nehwal、インド)も勝利した。

 男子シングルス2回戦では、世界ランキング1位のヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)が21-19、21-10でマーク・カルジュー(Mark Caljouw、オランダ)に勝利。第1ゲームは苦戦したが、徐々に本領を発揮して突破を果たした。

 大会第2シードの桃田賢斗(Kento Momota)は、24日にHS・プラノイ(HS Prannoy、インド)との2回戦に臨む。(c)AFP