【8月23日 CGTN Japanese】鳥類観察者がこのほど、中国東部・江蘇省(Jiangsu)南通市(Nantong)の沿岸湿地帯で、国際自然保護連合(IUCN)が定めた絶滅危惧IA類(最高度の絶滅危惧)にランクされている中国アジサシ(Chinese Crested Tern)のつがい2組を観察しました。

 中国アジサシは、「神話の鳥」とも呼ばれ、中国でトップクラスの保護を受けています。現在、世界に150羽ほどしか生息していない中国アジサシは主に沿岸部や島々に生息する回遊海鳥で、生息地周辺の小さな魚類を食べます。

 秋の渡り鳥到来に伴い、南通市の浜海湿地ではこのほど、国家1級保護鳥類7種が観察・記録されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News