【8月23日 AFP】コロンビア・イタグイ(Itagui)で21日、恒例の「世界怠惰の日(The World Day of Laziness)」を迎え、ベッドの上に寝そべってのパレードが行われた。

 1985年以降、毎年開催されているこのイベントは、欧州で盛り上がりを見せている「スロームーブメント」に関連して考案された。都市部の慌ただしい暮らしとは異なる、穏やかなライフスタイルを実践しようという提案だ。

 イベントではさまざまなレクリエーションや、アーティストによるパフォーマンスなどを通じ、参加型の自由時間や余暇の過ごし方が呼び掛けられた。

 催しを考案した男性は「怠けることは進歩することの原動力なのです。料理が面倒ならレストランに行けばいいし、洗濯が面倒なら洗濯機を買えばいい。家の片付けが面倒なら人を雇えばいい。世界怠惰の日は、今日の経済を動かすエンジンなのです」と話した。(c)AFP