【8月23日 AFP】ウクライナ南東部マリウポリ(Mariupol)での戦闘後にロシア軍の捕虜となったアゾフ連隊(Azov Regiment)の兵士が22日、捕虜収容所で暴行を受けたと明らかにした。

 捕虜交換の一環で解放された複数の兵士が、オンライン形式で記者会見に臨んだ。拘束中、骨が折れるまで殴られる兵士もいたという。

 重傷を負っていたデニス・チェプルコさんは、「彼らは私たちの服を脱がせ、裸のままスクワットをするよう強制した。顔を上げればすぐに殴られた」と語った。

 チェプルコさんは尋問中に殴られた。司令官を非難する文書に署名するよう求められ拒否すると、「棒で殴られ、殺すと脅され、発砲された」という。

 ウラディスラウ・ジャイボロノクさんは、「傷口に針を刺されたり、水で拷問されたりした人もいた」と振り返った。

 チェプルコさんによると、どこかに連れて行かれ、二度と戻って来ない兵士も何人かいた。「マリウポリの事態を招いた全責任はロシアではなくわれわれ(ウクライナ側)にあると書かれた文書に署名するよう求められた兵士は、拒否すると暴行を受け、肋骨と脚、腕の骨を折られた」

 これらの兵士の証言は独自には検証できていない。

 マリウポリでロシア軍に降伏して捕虜となり、親ロシア派武装勢力が実効支配する東部ドネツク(Donetsk)州オレニフカ(Olenivka)の刑務所に収容されたウクライナ兵は2500人近くに上る。(c)AFP