【8月22日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2022)第9戦、イーペル・ラリー(Ypres Rally Belgium 2022)は21日、最終日が行われ、ヒュンダイ(Hyundai)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が2連勝を飾った。

 2019年の年間王者で、このところ好調のタナックは、チームメートのティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が溝に落ちる不運にも助けられて前日にトップに立つと、この日は第19スペシャルステージで最速タイムをマーク。そのままトヨタ(Toyota)のエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)とエサペッカ・ラッピ(Esapekka Lappi、フィンランド)をそれぞれ2位と3位に抑えて優勝した。

 タナックはこれで今季3勝目、通算では17勝目となった。

 トヨタのカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)は第2スペシャルステージで大クラッシュに見舞われながらも総合首位を維持。203ポイントとし、2位のタナックに70ポイント以上の大差をつけている。(c)AFP