【8月22日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2022)プレーオフ第2戦、BMW選手権(BMW Championship 2022)は21日、米デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)のウィルミントンCC(Wilmington Country Club、パー71)で最終日が行われ、昨季フェデックス・カップ覇者のパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay、米国)が通算14アンダーで大会連覇を達成した。

 この日「69」で2ストローク伸ばしたキャントレーは、バックナインで2打差を巻き返してスコット・スターリングス(Scott Stallings、米国)に1打差で競り勝った。

 プレーオフ大会の連覇は史上初の快挙で、次週行われるシーズン最終戦のツアー選手権(TOUR Championship 2022)では、こちらも史上初となるフェデックス・カップ連覇を狙う。

 キャントレーはこれで米ツアー通算8勝目。今季はザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)とのペアで臨んだチューリヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ(Zurich Classic of New Orleans 2022)に続く2勝目となった。

 世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)は、東京五輪金メダリストのシャウフェレとともに3打差3位タイに入った。プレーオフポイントで首位に立つシェフラーは、次週のツアー選手権では同2位のキャントレーと2打差の10アンダーからスタートする。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は最終日「74」の通算2アンダーで35位タイだった。(c)AFP