【8月21日 AFP】22-23ドイツ・ブンデスリーガ1部は20日、第3節の試合が行われ、89分まで2点をリードされていたヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)は、最後はオリバー・バーク(Oliver Burke)が決勝点を挙げて3-2でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)にアウェーで大逆転勝利を収めた。

 ドルトムントのエディン・テルジッチ(Edin Terzic)監督は、チームは勝利に値しなかったものの、終盤まで維持したリードを守り切るべきだったとコメントした。

 テルジッチ監督は独スポーツ通信社SIDに対し、「88分まで2-0で勝っていたので非常に腹立たしい。守備機会が多くなり、たくさんのチャンスを許した」と話すと、「パフォーマンスは劣っていたものの、試合には勝たなければいけなかった」と悔やんだ。

 前半アディショナルタイムにブレーメン(Bremen)出身のユリアン・ブラント(Julian Brandt)が先制点をマークしたドルトムントは、77分にラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)が加点して安全圏に入ったかに思われた。

 しかしブレーメンは、89分に相手の中途半端なクリアを拾ったリー・ブキャナン(Lee Buchanan)がゴールネットを揺らした。

 すると突如として混乱に陥った様子のドルトムントは、その3分後にニクラス・シュミット(Niklas Schmidt)に同点ゴールを許した。

 13日のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)戦でも後半アディショナルタイム5分に得点し、ホームでの勝ち点1確保に貢献したバークはまたしても大きな仕事を果たし、ブレーメンは敵地で3ポイントを獲得した。(c)AFP