【8月21日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2022)は20日、男子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング152位のボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)が6-3、6-4で大会第9シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を破り、決勝に駒を進めた。

 チョリッチは肩のけがで1年間ツアーから離れ、今年3月に復帰したばかりだが、これで2018年の上海マスターズ(2018 Shanghai Rolex Masters)以来約4年ぶりのマスターズ1000(ATP Masters 1000)決勝進出となった。

 試合は雨の影響で大幅に開始が遅れた中で、チョリッチは「長い一日だった。夜に試合をすることになるとは思わなかった」と話し、「クレイジーな一日だったが、最高の形で終えることができた」と喜んだ。

 上海マスターズの決勝ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れているチョリッチ。今大会の決勝では、第1シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)を7-6(8-6)、3-6、6-3で破った第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と顔を合わせる。(c)AFP