【8月21日 AFP】22-23スペイン1部リーグは20日、第2節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はルカ・モドリッチ(Luka Modric)のスーパーゴールなどでセルタ(Celta de Vigo)に4-1で勝利し、連覇に向けて開幕2連勝を飾った。

 カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)がPKを決めて先制したレアルは、イアゴ・アスパス(Iago Aspas)のPKで同点とされたが、前半終了間際にモドリッチがペナルティーエリアの外から右足で巻いたシュートを沈めた。

 今季初先発のモドリッチは、42分にゴールまで25メートルの距離でボールを受けて前進すると、最後はペナルティーアークのわずかに外から弧を描いた強烈なシュートをゴール右上に突き刺した。

 後半、ビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)とフェデリコ・バルベルデ(Federico Valverde)が加点したレアルは、終盤にエデン・アザール(Eden Hazard)がPKを相手GKにセーブされたものの、2-1で勝利したアルメリア(UD Almeria)との開幕戦に続いて白星を飾り、勝ち点6として首位タイでレアル・ベティス(Real Betis)とオサスナ(CA Osasuna)に並んだ。

 地元ラジオ局オンダ・セロ(Onda Cero)に対してレアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、敵地ガリシア(Galicia)州の観客からスタンディングオベーションを受けたモドリッチについて、「彼はわれわれにとってファンタスティックなリーダーだ。再びリードをもたらし、それ以降はチームにとってよりシンプルな試合になったから、彼はこの試合で最も重要なゴールを決めた」と称賛した。

 モドリッチはレアル・マドリードTV(Real Madrid TV)で、「相手チームのファンに認められ、拍手をしてもらえるのはとても特別なこと。うれしい」とコメントした。(c)AFP