【8月20日 AFP】来年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表監督に元米大リーグ(MLB)選手のマーク・デローサ(Mark DeRosa)氏(47)が就任することが19日、決まった。

 デローサ氏は今大会が監督デビューで、米国がベスト4に終わった2009年大会に選手として出場した経験を持つ。

 デローサ氏は1998年にアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)でMLBデビューを果たし、主に二塁手と三塁手として計16シーズンプレー。テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)やシカゴ・カブス(Chicago Cubs)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)などを渡り歩き、通算成績は1241試合で打率.268、100本塁打、494打点だった。

 現役引退後は、専門チャンネルMLBネットワーク(MLB Network)の番組で、9年にわたって司会を務めている。

 今大会で連覇を狙う米国は、来年3月11日から15日に米アリゾナ州フェニックス(Phoenix)で行われるプールCで、カナダ、メキシコ、コロンビア、予選勝者と対戦する。(c)AFP