【8月19日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2022)は18日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は3-6、4-6でマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)に番狂わせを喫した。

 世界ランキング1位のシフィオンテクは、2019年大会覇者のキーズを相手にサービスエースを1本も奪えず、5度のブレークを献上。あと1ゲームで敗退が決まる土壇場から4本のマッチポイントをしのぐ反撃もむなしく、過去2戦全勝だったキーズに苦杯をなめた。

 今季はマッチ37連勝を記録しているシフィオンテクだが、今大会と同じWTA 1000のナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2022)に続き、2週連続の3回戦敗退となった。

 一方のキーズは準々決勝で、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)女王のエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)と対戦する。リバキナは6-2、6-4でアリソン・リスク・アムリトラジ(Alison Riske Amritraj、米国)を下し、ベスト8入りを果たした。

 この日は第2シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)も6-2、4-6、4-6で張帥(Zhang Shuai、中国)に敗れ、大会から姿を消した。

 第10シードのエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)は5-7、4-6で第7シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)に敗退。これで連覇を狙う全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)には、昨年大会後通算15勝18敗で臨むことになった。

 通算2度のウィンブルドン制覇を誇るペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は、今年の同大会準優勝者で、第5シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)を6-1、4-6、6-0で撃破した。(c)AFP