【8月18日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2022)は17日、男子シングルス2回戦が行われ、ボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)が7-6(11-9)、4-6、6-3で大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破った。5年ぶりの大会出場となったナダルは初戦敗退に終わった。

 2013年大会の王者である36歳のナダルは、腹部のけがでニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)とのウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)準決勝を棄権した7月以来の実戦となっていた。

「けがから復帰するとき、初戦に勝利すれば状況は良くなる」と語ったナダルは、「今日はそうならなかった」と続けた。

 3大会連続優勝とマッチ20連勝で今季をスタートさせたナダルだったが、夏のハードコートシーズンで1試合しかこなせず全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)を迎えることになる。

「私にとってこの大会は難しかった。彼の方が良いテニスをしていた」と振り返ったナダルは、「この試合から前向きな点を多く得るのは難しい」と付け加えた。

「練習し、リターンを改善しなければならない。それが真実」

 四大大会(グランドスラム)通算22勝のナダルが登場したこの日のナイトセッションは、雨により第1セットが1時間15分の中断となった。

 試合が再開されると、このセットは15分を優に越えるタイブレークへともつれ込み、ナダルは2度にわたってセットポイントを握るも両方のポイントを落としてしまった。その後、逆にセットポイントを二つしのいだナダルだったが、結局はチョリッチに第1セットを先取された。

 ナダルは「タイブレークでチャンスがあったが、二つの簡単なセットポイントの場面で拙いプレーをしてしまった」と振り返った。

 第2セットに入ると、ナダルは第7ゲームでブレークに成功し、75分かけてセットカウントをイーブンに戻した。

 しかし最終セット、ナダルのフォアハンドがワイドに外れてブレークを許すと、4-2とリードしたチョリッチがチャンスをつかみ、3時間弱の一戦をものにした。

 昨年に肩を手術したチョリッチは「ものすごく特別」とコメントしつつ、「けがでこの2年を棒に振った。大舞台でプレーできなかった」と話した。

「この試合でプレーできるのを心待ちにしていた。全てがクレイジーだったと思う」 (c)AFP