【8月22日 AFP】イタリア北部にある同国最大の湖で人気観光地のガルダ湖(Lake Garda)は、欧州各地で小雨と猛暑となっているなか15年ぶりの低水位となり、湖に突き出るシルミオーネ半島(Sirmione Peninsula)を取り囲む岩場が水面の上に現れた。

 AFPの取材に応じたガルダ湖の振興団体「ガルダ・ウニコ(Garda Unico)」のジャンルカ・ジネプロ氏によると、例年この時期の平均水位は基準面から80~100センチ上だが、現在この値は30センチほど。9.9センチにまで下がった2007年以来の低水位だという。

 ジネプロ氏は、ウインドサーフィンやセーリングといったアクティビティーに支障はないが、注意が必要な状況だと語った。(c)AFP