【8月18日 AFP】ウクライナのミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)大統領府顧問は17日、ロシアが2014年に併合した南部クリミア(Crimea)半島と同国本土を結ぶクリミア橋(Crimean Bridge)を「解体」するよう呼び掛けた。

 ケルチ(Kerch)海峡を渡る全長19キロのクリミア橋は、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の命令で建設され、18年に開通。同国にとって、クリミア半島への軍民両用の主要輸送路となっている。

 ポドリャク氏はツイッター(Twitter)への投稿で、橋は「違法建築物」であり、「解体されなければいけない」と主張。その方法については「自発的かどうかは重要ではない」とし、橋がウクライナ軍の攻撃目標になる可能性を示唆した。

 クリミア半島では最近、ロシア軍施設での爆発が相次いでおり、ウクライナ軍による攻撃とみられている。(c)AFP