【8月17日 AFP】サッカーJリーグ1部(J1)の横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)を率いるケビン・マスカット(Kevin Muscat)監督が17日、AFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2022)決勝トーナメント1回戦のヴィッセル神戸(Vissel Kobe)戦を前に、チームはアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)を恐れはしないと話した。

 ACL東地区の戦いが再開される決勝トーナメント1回戦は、さいたま市で全試合が行われ、Fマリノスはスペイン代表のレジェンドを擁する神戸と対戦する。両チームが一発勝負の試合に備える中、FマリノスはJ1で首位と好調で、マスカット監督もイニエスタの影響力を不安視してはいないと話している。

 監督は「もちろん彼は非常に飛び抜けたキャリアを送ってきた選手だが、神戸にはイニエスタだけではなく、個の力を持った選手が何人かいる。それはわれわれも同じで、試合を決められる非常に優れた個人がいる」とコメントしつつ、「われわれは個々の選手に対して準備したり、特別なことをしたりしてきたわけではない。集団にフォーカスしたい」と話した。

 一方の神戸はシーズンの3分の2を終えた段階でリーグ戦16位に沈んでいる。今季チーム3人目の指揮官となる吉田孝行(Takayuki Yoshida)監督は、けがの心配もあったイニエスタについて、プレーできるとの見通しを示している。

 吉田監督は「彼(イニエスタ)がいるときといないときでサッカーは変わる。アンドレスだけではなく、選手個々のキャラクターで多少変わるところはある」とコメントした。(c)AFP