【8月17日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は16日、11月の重要な中間選挙の投票日には試合を行わないと発表した。

 連邦議会の勢力図が決まる中間選挙は11月8日に行われるが、NBAは今月17日に予定されている新シーズンの全日程公開に先立ち、その日に試合を組まないと発表。目的はファンに投票へ行ってもらうことだと述べた。

 NBAは発表文で、今回の決断は「NBAファミリーが超党派市民の参加を促進し、ファンに中間選挙中の投票予定を立ててもらうことを重視した結果」と話した。

 またNBAは、各州での投票までの流れや、有権者登録の期日について情報を発信する取り組みを、各チームが協調して進めていくことも明かした。中間選挙前日の11月7日には全チームが試合を行い、会場で市民の関与促進や、投票についての情報共有など、各チームの取り組みを強化するという。(c)AFP