【8月16日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2022)は15日、男子シングルス1回戦が行われ、今夏初めてのハードコート大会に臨んだ35歳のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は7-6(7-3)、5-7、7-5で37歳のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)とのベテラン対決を制し、2回戦に進出した。

 ともに四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇り、これが通算22度目の対戦となったマレーとワウリンカは、ここ数年間悩まされているけがからの完全復活を目指す闘いを続けている。

 マレーはシティ・オープン(Citi Open 2022)と前週のナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2022)で、初戦敗退を喫していた。

 対するワウリンカも、直近の白星は英ロンドンのグラス(芝)コートで行われた6月のシンチ選手権(2022 cinch Championships)1回戦となっており、ハードコートで勝利したのは昨年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)が最後となっている。

 米シンシナティ(Cincinnati)大会はこれが自身17回目の出場で、2008年と2011年の2度優勝しているマレーは、4回目のマッチポイントで勝利をものにした。試合後には「われわれはもう若くない」と話し、「互いに最後まで全力を尽くした」と振り返った。

 また、「こういう試合は、20代半ばのときと比べてかなりきつい」と明かしたマレーは、「ここ数年はそれぞれけがに悩まされているが、お互いにこのスポーツが大好きなんだ」とテニスへの愛に言及して涙ぐみ始めた。

「けがで戦列を離れ、復帰できるか分からなかったとき、自分はテニスをしている理由を思い出した」

「(2度にわたる股関節手術の後)とてつもない努力と苦労の末に復帰し、再びこのレベルでプレーできるようになった」

「まだできるうちに、その経験を最大限に生かしたい」 (c)AFP