【8月16日 AFP】ロシアで違法薬物を密輸したとして拘束され、懲役9年の有罪判決を受けた米女子プロバスケットボール(WNBA)のブリトニー・グライナー(Brittney Griner)選手(31)の弁護人は15日、判決を不服として控訴したことを明らかにした。控訴審の日程は未定。

 グライナー選手は今年2月、ロシアで違法とされる少量の大麻オイルが含まれる吸引カートリッジを同国へ不法に持ち込んだ疑いで逮捕された。裁判では罪状を認めつつも、同国で違法薬物を使用するつもりはなかったと弁明していた。

 米ロ間ではロシアのウクライナ侵攻をめぐって緊張が高まっているが、グライナー選手の拘束を受け、囚人交換の可能性が協議されている。(c)AFP