【8月15日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは14日、第2節の試合が行われ、ノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)は1-0でウェストハム(West Ham)を下し、24シーズンぶりとなったトップリーグでのホーム戦を白星で飾った。

 2度欧州王座に輝いた経験を持つフォレストは、ホームデビューを飾ったタイウォ・アウォニイ(Taiwo Awoniyi)がこの試合唯一の得点を決めると、GKディーン・ヘンダーソン(Dean Henderson)がウェストハムのデクラン・ライス(Declan Rice)のPKをストップし、プレミア残留に向けて獲得した新戦力14人のうち、この2選手がヒーローになった。

 ウェストハムは前半に得点が取り消されると、後半には2度シュートがクロスバーの下をたたくなど、運もフォレストに味方した。

 開幕2連敗となったウェストハムだが、前節マンチェスター・シティ(Manchester City)に0-2で敗れた一戦とは対照的に、少なくとも勝ち点1は手にできる内容だった。

 前半、ウェストハムのサイード・ベンラーマ(Mohamed Said Benrahma)のゴールが、マイケル・アントニオ(Michail Antonio)にファウルがあったとして取り消されると、フォレストは昨季ウェストハムでプレーしていたジェシー・リンガード(Jesse Lingard)のシュートがブロックされたこぼれ球が、アウォニイの膝に当たってゴールに吸い込まれた。

 その後、総額1億ポンド(約161億円)近い移籍金を投入しているフォレストもブレナン・ジョンソン(Brennan Johnson)のゴールがオフサイドで取り消されたが、それ以外で後半に大きなチャンスを手にしたのはウェストハムだけだった。

 パブロ・フォルナルス(Pablo Fornals)のシュート、さらにベンラーマのFKがクロスバーに直撃したウェストハムは、相手選手のハンドでPKを獲得したものの、ライスのキックは横っ飛びしたヘンダーソンに防がれた。

 その後もクル・ズマ(Kurt Zouma)のヘディングシュートをネコ・ウィリアムス(Neco Williams)がライン上でクリアするなど、必死のディフェンスを繰り広げたフォレストは、そのまま逃げ切って勝利を収めた。(c)AFP