【8月15日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは14日、第2節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は後半アディショナルタイム6分にFWハリー・ケイン(Harry Kane)が同点弾を挙げ、チェルシー(Chelsea)と2-2で引き分けた。

 荒れ模様となったロンドンダービーは試合後、この日2度目の衝突によりチェルシーのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督、トッテナムのアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督の両指揮官にレッドカードが提示された。

 カリドゥ・クリバリ(Kalidou Koulibaly)とリース・ジェームズ(Reece James)という両DFの得点で、2度にわたってリードしたチェルシーは、考え得る最高の形で新チームの船出を切るかに思われた。しかし、マンチェスター・シティ(Manchester City)やリバプール(Liverpool FC)との優勝争いに挑むのに必要なレベルには程遠かったトッテナムだが、コンテ監督によって植え付けられた新たなキャラクターを示し、なんとか追いついて勝ち点1を持ち帰った。

 ピエール・エミール・ホイビュルク(Pierre-Emile Hojbjerg)のゴールでトッテナムがスコアを1-1にした後の騒動で、両指揮官にはイエローカードが提示された。ゴールの直前にカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)がロドリゴ・ベンタンクール(Rodrigo Bentancur)にファウルを受けたようだったがプレーは続行となったため、トゥヘル監督はその判定やコンテ監督の過度な喜びように怒りを見せた。

 そして事実上のラストプレーとなった96分にケインが同点弾をマークすると、試合後の握手の際に両監督は再び怒りを爆発させた。

 トゥヘル監督は「これこそプレミアリーグであり、われわれがそれを愛する理由。タッチラインに立つ監督は感情的になっている」とコメントした。

「それ(レッドカード)は必要なかったと思う。だがきょうは多くのことが不必要で、あれも審判による悪いジャッジの一つだった」

 チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)では、リーグ戦では過去32年間で1度しか勝利を挙げられていないトッテナムだが、コンテ監督はかつて指揮した古巣相手に黒星を免れたことに満足するだろう。

「チェルシーとトッテナムには違いがあるが、その差を減らすためにわれわれはここにいる」と語ったコンテ監督は、「昨シーズンは3度敗れた。今回は引き分けに終わったから、若干の前進」と続けた。(c)AFP