【8月14日 AFP】22-23フランス・リーグ1は13日、第2節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は5-2でモンペリエ(Montpellier HSC)に大勝。ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は開幕戦に引き続き素晴らしいプレーで2得点を挙げ、復帰したキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)にもゴールが生まれたが、PKを止められた。

 本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)で行われた試合で、PSGは相手のオウンゴールで先制すると、ネイマールのPKで前半のうちに2-0とした。後半開始すぐにはネイマールが頭で自身2点目を決め、今季公式戦のゴール数をわずか3試合で5とした。

 その後、モンペリエのワフビ・ハズリ(Wahbi Khazri)に1点を返されたが、エムバペの得点で4-1とすると、新加入のレナト・サンチェス(Renato Sanches)がベンチスタートから終盤に5点目を挙げた。モンペリエも後半アディショナルタイムのゴールで一矢を報いたが、PSGはこれでクリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier)新体制3連勝を飾り、その間に14ゴールを挙げている。

 昨季最終節にPSGとの契約を3年延長したことを発表し、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)移籍を断ったエムバペ。ここまでの2試合は出場停止とけがで欠場し、この日が今季公式戦初出場だったが、時折不満そうな様子を見せていた。

 エムバペのプレー内容と態度について聞かれたガルティエ監督は、仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対して「肉体的には、プレシーズンのプレー時間が足りていないことが響くのは分かっていた」と話し、「トップレベルのサッカー選手は、単純にスイッチを切り替えるようにはいかない。100パーセントの運動能力を戻すには時間が必要だし、そうなったときに今以上の違いをつくり出してくれるはずだ」と認めた。

「彼は前線で得点するのが好きで、チームメートと比べてフィットネスが少し足りていないのは極めて当然だし、残念なことではない」 (c)AFP/Andy SCOTT