【8月13日 AFP】インドネシアの南スマトラ(South Sumatra)州バトゥラジャ(Baturaja)で12日、同国と米国、同盟諸国の軍が合同軍事演習「スーパー・ガルーダ・シールド(Super Garuda Shield)2022」の一環として実弾演習を実施した。

 米太平洋軍のジョン・アキリーノ(John Aquilino)海軍大将は演習後の記者会見で、「われわれが防ごうとしているのは、台湾を脅かすなどの中国による不安定化を狙った行為だ」「われわれは日々、戦争を回避する試みを続けている」と述べた。

 2週間にわたる演習には米軍とインドネシア軍から4000人以上が参加。日本の陸上自衛隊が初参加したほか、オーストラリア軍やシンガポール軍も加わっている。オブザーバーとしては、カナダ、フランス、インド、マレーシア、韓国、パプアニューギニア、東ティモール、英国も参加した。

 12日の実弾演習には、米国とインドネシア、オーストラリア、シンガポールの軍のみが参加した。(c)AFP