【8月16日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)に生息する野生アジアゾウの数が、2021年末時点で約360頭と、18年調査時の293頭から60頭以上増加したことが分かった。モニタリングを通して中国の野生ゾウに「ベビーブーム」が到来したことが裏付けられた。

 中国ではここ数年、アジアゾウの出生率が上昇傾向にあり、専門家は継続的な保護活動の強化と人間の干渉の減少が主な理由と分析している。雲南省はアジアゾウ生息地の保護と回復に力を入れ、観察や早期警戒、安全対策、緊急対応システムの構築を推進することで人とゾウの衝突を効果的に減少させている。(c)Xinhua News/AFPBB News