【8月12日 AFP】22MLBは11日、映画『フィールド・オブ・ドリームス(Field of Dreams)』の舞台となった米アイオワ州ダイアーズビル(Dyersville)で試合が行われ、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)が4-2でシンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)に勝利した。カブスの鈴木誠也(Seiya Suzuki)は初回に適時二塁打を打つなど3度出塁し、チームの勝利に貢献した。

 初回に3点を一気に先制したカブスは、投げては先発のドリュー・スマイリー(Drew Smyly)が5回無失点、9奪三振に抑えた。

 2安打1打点の活躍をみせたイアン・ハップ(Ian Happ)は「僕らは巨大なスタジアムでプレーすることに慣れている」とした上で、「こうした場所に来ると、家族と一緒に野球をするためにトウモロコシ畑を通ってドライブしたときのことを思い出す。まさに、そういうことだ」とコメントした。

 昔懐かしい雰囲気の同球場で、MLBのレギュラーシーズンの試合が行われるのは今回が2度目となる。同球場は、1989年に公開され、米アカデミー賞(Academy Awards)にもノミネートされた『フィールド・オブ・ドリームス』の撮影地から目と鼻の先のトウモロコシ畑の中に造られた。(c)AFP