【8月12日 AFP】ロシアの裁判所は11日、政府系テレビ局の番組の生放送中に乱入しウクライナ侵攻に抗議したジャーナリストのマリーナ・オフシャンニコワ(Marina Ovsyannikova)さん(44)に対し、10月9日までの自宅軟禁を言い渡した。

 オフシャンニコワさんは前日、捜査当局に身柄を拘束された。ロシア軍に関する虚偽情報を広めた罪に問われており、有罪となれば最高で懲役10年の刑を科される可能性がある。

 自宅軟禁はテレビ番組での抗議活動に対するものではなく、7月中旬に大統領府そばで単独で行った抗議に関連したもの。オフシャンニコワさんはその際、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は「殺人者」で、同国軍の兵士は「ファシスト」だと非難するプラカードを掲げた。(c)AFP