【8月11日 CGTN Japanese】天津市に本社を置く海洋石油工程株式有限公司によれば、埋蔵量1億トン以上の大型油田「墾利6-1」の5-1、5-2、6-1鉱区の14のユニットすべてで、主要構造部の最上部が完成しました。プロジェクトは予定通り生産を開始するとのことです。

 同油田の最大の鉱区である5-1、5-2、6-1鉱区では一体化建築技術を採用して甲板の事前製作と全体の組み立て効率を一層向上させたことで、最上部の完成が従来型工法より1カ月近く短縮されました。同時に、AIデジタルスマート管理システムが導入されたことが管理能力の向上につながりました。

「墾利6-1」油田は中国最大の原油生産基地である渤海油田において2022年の時点で建設中のプロジェクトのうち、最大規模の原油増産プロジェクトです。石油の確認埋蔵量は1億トンを超えています。同油田は渤海莱州湾北部における初の「億トン級」大型油田であり、生産開始後、自動車100万台を20年以上走行させる分相当の石油を生産できると見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News