【8月11日 AFP】オランダ・エールディビジ、アヤックス(Ajax)のMFドゥシャン・タディッチ(Dusan Tadic)が、アムステルダムにある自宅の外で強盗に襲われてけがをしていたことが、10日に報じられた。

 オランダ放送協会(NOS)によると、タディッチを標的にしたとみられる襲撃事件は7月下旬に起きたという。オランダでは有名人を狙った強盗事件が相次いでいる。

 国内紙テレグラフ(De Telegraaf)によれば2週間前、タディッチが車から降りた際にフルフェースのヘルメットをかぶった男2人が近づいてきたという。

「2人はタディッチの高級腕時計を奪いたかったようだ」と伝えた同紙は、「逃走を試みるも取っ組み合いとなり、タディッチは片方の男のヘルメットのバイザーを上げて殴打した」と続けた。

 その後、タディッチは近くのカフェに逃げ込んで警察に通報をしたという。同紙によると2人の男は逃走し、まだ逮捕には至っていない。

 また、現地紙ヘット・パロール(Het Parool)は、事件のあった数日後にタディッチが手にばんそうこうをつけて、PSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)とのオランダ・スーパーカップ(Dutch Super Cup 2022)に出場したと報じている。(c)AFP