【8月10日 CGTN Japanese】中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室によりますと、中国宇宙ステーションの2つ目の実験モジュールである「夢天(Mengtian)」の開発作業が完了し、このほど海南省(Hainan)にある文昌衛星発射センターに到着しました。

 今後、計画に基づき、発射場での組み立てやテストが実施されます。

 微小重力の科学研究に用いられる「夢天」には、流体物理や、材料科学などの実験キャビネットが設置されています。

 この実験モジュール「夢天」が宇宙ステーションのコアモジュール「天和(Tianhe)」とのドッキングに成功すれば、すでに「天和」にドッキングされた実験モジュール「問天(Wentian)」と合わせて、中国の宇宙ステーションの建設作業がほぼ完成することになります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News