【8月12日 AFP】アフガニスタンに20年にわたり駐留していた米軍が撤退し、イスラム主義組織タリバン(Taliban)が実権を掌握してから15日で1年になる。

 AFPは、タリバンの一大拠点である南部カンダハル(Kandahar)と首都カブールで、戦闘員のポートレートを撮影した。

 カンダハル出身の戦闘員シャリフラ・ホビブさん(22)は「異教徒が出て行って、ムジャヒディン(イスラム戦士、Mujahideen)による統治が確立されてうれしい」と述べた。

 戦闘員のニアマトゥッラーさん(27)は「今では、アフガニスタン中のすべての男女が自由に暮らせる」と述べた。

 カンダハルの検問所で任務に就くマティウッラー・クレシさん(22)は「新たなイスラム政権ができてうれしいが、世界がわれわれをまだ承認しないのは残念だ」と述べた。(c)AFP/Daniel Leal