【8月9日 CGTN Japanese】中国中部の湖北省(Huibei)武漢市(Wuhan)経済技術開発区と南西部の重慶市(Chongqing)永川区の特定区域で8日から、無人の自動運転タクシーを拾うことができるようになりました。

 武漢と重慶の地方政府部門は率先して完全無人の自動運転の商業化試験政策を発表し、車内に安全員のいない自動運転車両が道路上で商業サービスを展開することを認可しました。重慶市永川区で今回スタートした完全無人自動運転タクシーの運営エリア面積は30平方キロで、運営車両は5台あり、商業センター、学校、住宅地などをカバーしています。武漢で今回開放した運営エリアの面積は13平方キロ、運営車両は5台で、地下鉄駅と住民コミュニティーをカバーしています。

 完全無人自動運転車の運営企業は、車の知能、監視撮影の記憶容量、安全運用管理システムなどをめぐる複数の措置を通じて、乗客の安全確保に全力を尽くします。安全運用においては遠隔モニタリングで1対1のサービスも実施されます。

 運営企業の責任者の魏東(Wei Dong)さんは「つまり、車が突発的な状況に遭遇した場合、いつでも会社の遠隔運転手が運転に介入し、代わりに運転をすることができる」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News