テクノロジーがバリアフリー環境整備に貢献
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【8月14日 People’s Daily】スマートフォンのアプリを起動すると、システムが自動的に画面を読み取り始め、触覚補助により、スクロールして素早く時間を合わせることもできる。
このように手軽な操作を可能にするのが、スマートフォンの触覚のバリアフリーデザインによるものだ。「現在のソフトウエアの多くは、画面読み上げ機能に対応できるが、音声アナウンスは外部からの音の影響を受けることがある」。小米集団(Xiaomi)技術委員会の周珏嘉(Zhou jujia)事務総長は、繊細な触覚設計により、視覚障がい者がインターフェース要素に「触れ」、異なるウィジェットの素早い感知を可能にする。「未読メッセージを素早く特定したり、音楽をリアルタイムで切り替えたりするなど、視覚障がい者により良いユーザーエクスペリエンスを提供できる」と述べた。
リモートビデオモードを開通させ、障がい者のために心が通う通信サービスを提供する。「ワンクリックでチケット予約」「ワンキー配車」、こうしたプロセスの簡素化によって、障がい者もスマートライフを享受できる。音声アナウンス、コンテンツ読み上げなど新機能相次いでの稼働は、特殊グループの情報技術成果の共有を促す。一連の新製品、新たな進歩により、温かみのある、バリアフリーのスマートライフを可能にした。
「昨年1月より、インターネットアプリケーションの高齢化対応・バリアフリー化のための特別行動が全国で開始され、特殊なニーズを持つ人々がスマートサービスを楽しむにあたってのさまざまな障害の除去に力を入れている」と、中国工業・情報化部情報通信管理局の担当者は語った。
今年5月初旬までに、計375のウェブサイトとアプリケーションが変革を完了し、評価を通過した。移動、ショッピング、政務、医療、通信サービスなどの高頻度シーンをめぐって重点的にブレークスルーを達成し、より多くの高齢者と障がい者がスマートサービスを楽しめるよう支援している。チャイナユニコム(China Unicom)、チャイナモバイル(China Mobile)、中国通信(China Telecom)という3社の基礎電気通信事業者の実店舗の営業所は、高齢者や障がい者などの特殊グループのために、「ワンクリックでの人による電話応対」機能を設計・稼働し、延べ1億人以上にサービスを提供した。
「障がい者はデジタル技術に特別なニーズを持っているが、多くの場合、インターネット上で『沈黙』している」。抖音(Douyin)のCSR部プロダクト担当の唐塏鑫(Tang Kaixin)さんは、幅広いフィールド調査とユーザーニーズの深い分析に基づいてのみ、フィードバックによって製品を継続的に改善し、ユーザー評価を獲得できるとみている。「私たちは、ユーザーの声により良く耳を傾け、製品のバリアフリー体験を向上させるために、各種ソーシャルメディアで300人以上の視覚障がい者ユーザーのオープンチャットを立ち上げ、運営している」と、唐さんは述べた。
「バリアフリーの普及率を高めるためには、技術の開放・共有を進めることが必要だ」。工業・情報化部情報通信管理局の担当者は、今年は政策指導を強化し、専門機関を招いて変革の効果を厳格に評価し、複製・拡張可能な経験と実践をタイムリーにまとめ、多くの画期的成果を出していく計画だ。また、オンラインとオフラインの多チャンネルを通じ、各企業の高齢化対応・バリアフリーサービスの効果を宣伝し、業界全体により多くの思いやりがあり、しっかりとした、温かい高齢化対応・バリアフリーサービス製品を打ち出すよう奨励するという。(c)People’s Daily/AFPBB News