【8月9日 Xinhua News】中国共産党上海市委員会副書記・上海市長の龔正(Gong Zheng)氏は8日、同委員会が開いた「中国のこの10年」シリーズ記者会見で、上海市がこの10年、都市レベルとコア競争力の向上に力を入れ、都市機能の新たな飛躍を実現したと述べた。

 龔氏によると、上海は国際的な経済センター、金融センター、貿易センター、海運センターの建設をほぼ完成させ、金融市場の取引総額は528兆元(1元=約20円)から2511兆元に増加した。モノの貿易総額は世界一を維持し、上海港のコンテナ取扱量は12年連続で世界一となった。世界的に影響力を持つ科学技術イノベーションセンターは基本的枠組みが形成され、域内総生産(GDP)に占める研究開発費支出の割合は3・19%から4・10%以上に上昇した。(c)Xinhua News/AFPBB News