【8月8日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は7日、精巣腫瘍の治療で離脱しているFWセバスティアン・ハラー(Sebastien Haller)の穴を埋めるため、ケルン(1. FC Cologne)に所属する34歳のFWアントニー・モデスト(Anthony Modeste)と契約する意向を発表した。

 現地メディアによれば、ドルトムントはケルンに約500万ユーロ(約6億9000万円)を支払うことになるという。

 ドルトムントのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるセバスチャン・ケール(Sebastian Kehl)氏は同日午後、契約は基本合意に達し、あとはメディカルチェックを待つだけだと明かした。

 ハラーは今夏、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)に移籍したアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)に代わるストライカーとして、オランダ1部・エールディビジのアヤックス(Ajax)から加入。しかし、前月に精巣腫瘍が見つかったため手術を受け、少なくとも数か月は離脱することになっている。

 メンフィス・デパイ(Memphis Depay)やマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)、ルイス・スアレス(Luis Suarez)といった有名FWも補強の候補に挙がっていたが、ブンデスリーガを熟知していることからモデストに白羽の矢が立ったという。

 ドルトムントは6日に行われたバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)とのリーグ開幕戦に1-0で勝利している。(c)AFP