【8月8日 AFP】女子テニス、ムバダラ・シリコンバレー・クラシック(2022 Mubadala Silicon Valley Classic)は7日、シングルス決勝が行われ、大会第7シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)がシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)を6-7(2-7)、6-1、6-2で下し、ツアー5勝目を挙げた。

 世界ランキング12位のカサキナは、決勝でダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)に敗れた前回大会を一つ上回る優勝となった。タイトル獲得は昨年のサンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2021)以来で、世界ランクでトップ10返り咲きも決まった。

 一方、世界45位のロジャースは、2016年のリオ・オープン(Rio Open presented by Claro 2016)以来となる自身3度目の決勝だったが、ツアー初制覇はお預けとなった。

 全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)の前哨戦となる今大会では、全米オープン元女王のビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)や、第1シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)を下すなどし、この日の試合までは1セットも落としていなかった。(c)AFP