【8月8日 AFP】イスラエルとイスラム過激派組織「イスラム聖戦(Islamic Jihad)」は、7日午後11時30分(日本時間8日午前5時30分)から停戦に入った。エジプトが仲介した。

 パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)地区では、3日間にわたる武力衝突で子ども15人を含め少なくとも44人のパレスチナ人が死亡した。

 空爆やロケット弾攻撃は停戦直前まで続き、イスラエル南部では発効後にもサイレンが鳴り響いた。

 イスラエル軍は停戦入りした3分後に、「イスラエル側にロケット弾が発射されたことを受け、(ガザ地区にあるイスラム聖戦の)標的を攻撃中」との声明を出した。その後、「最後の」攻撃を行ったのは午後11時25分だったと発表した。

 双方は停戦に合意したものの、いかなる暴力行為にも武力で応じると警告していた。

 イスラエルは5日からガザ地区のイスラム聖戦の拠点を空爆。イスラム聖戦側は報復として数百発のロケット弾をイスラエル国内に向けて発射していた。(c)AFP/Mai Yaghi with Peter Martell in Jerusalem