【8月6日 AFP】女子テニス、ムバダラ・シリコンバレー・クラシック(2022 Mubadala Silicon Valley Classic)は5日、シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)は7-6 (7-4)、6-2で第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)を退け、準決勝に駒を進めた。

 世界ランキング4位のバドサは8回のブレークチャンスのうち半数をものにし、全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)の前哨戦となる今大会で4強入り。ウイナーは17本、アンフォーストエラーは15本だった。

 一方、今年の全仏オープン(French Open 2022)でキャリア初の四大大会(グランドスラム)決勝進出を果たした18歳のガウフは、前の試合でグランドスラム4勝の大坂なおみ(Naomi Osaka)を下して勢いをつけていたが、この日は21本のウイナーを上回る29本のアンフォーストエラーを犯した。

 バドサは次戦、第7シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)を迎え撃つ。カサキナは、第4シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)を4-6、7-5、6-0で撃破した。

 第9シードのベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova)は、第3シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)に7-6 (7-5)、6-2で勝利。これで、今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)準優勝者のジャバーとの対戦成績を、いずれもストレート勝ちの3戦全勝とした。

 クデルメトワは次戦、アマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)との同胞対決を6-4、6-4で制したシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)と対戦する。(c)AFP