【8月5日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)統計局によると、1~6月の新疆産石炭の域外向け輸送量は、前年同期比78・8%増の2337万2千トンだった。輸送先は甘粛省の河西回廊地域や西南地域が多かった。

 中国有数のエネルギー生産地として、石炭、電力、石油、ガスの域外向けの供給はいずれも十分な水準を確保した。特に優れた生産能力の発揮が促進された石炭は域外向けの輸送量を大幅に増やし、全国のエネルギー安全保障に重要な貢献を果たした。

 1~6月の原炭生産量は28・8%増の1億8148万4千トン。伸び率は前年同期を23・8ポイント、全国を17・8ポイント上回った。1日当たり生産量は100万3千トンと、国が求める100万トンを超えた。発電量は0・5%増の2302億600万キロワット時(kWh)。水力や風力、太陽光などのクリーンエネルギー由来の発電量は10・6%増、域外向けの送電量は3・4%増の572億6900万キロワット時に上った。

 原油生産量は8・9%増の1620万7700トン、天然ガス生産量は5・9%増の209億7800万立方メートルで、伸び率はそれぞれ全国を4・9ポイント、1・0ポイント上回った。国際原油価格の高騰を受け、石油・天然ガス生産企業が積極的に生産効率を引き上げ、石油・天然ガスの生産量を増やした。(c)Xinhua News/AFPBB News