【8月5日 AFP】昨年2月、米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)さんの愛犬が武装集団に強奪された事件で、犬の散歩係を撃った疑いで逮捕された後、誤って釈放されていた男が、再び身柄を拘束された。ロサンゼルス当局が3日、発表した。

 この男はジェームズ・ハワード・ジャクソン(James Howard Jackson)被告(19)。ハリウッド(Hollywood)で、ガガさんが飼うフレンチブルドッグ3匹を散歩させていたスタッフを撃った疑いで逮捕されたが、今年4月、「事務的なミス」により誤って釈放された。

 米連邦保安局(USMS)は、被告は「武装しており危険」だとし、拘束につながる情報提供者に最高5000ドル(約66万円)の報奨金を支払うと発表していた。

 ロサンゼルス郡保安官事務所は、被告が同郡パームデール(Palmdale)で抵抗することなく身柄を拘束されたと説明。それ以上の詳細は明らかにしておらず、報奨金が支払われたかは不明だ。

 ガガさんは事件発生後、愛犬を返還してくれた人に50万ドル(約6600万円)を支払うと表明。これに応じて犬を警察に届けた女が、事後共犯と盗品を受け取った罪で訴追されている。(c)AFP