【8月4日 AFP】女子テニス、ムバダラ・シリコンバレー・クラシック(2022 Mubadala Silicon Valley Classic)は3日、シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)が予選勝者のエリザベス・マンドリク(Elizabeth Mandlik、米国)を6-2、5-7、7-6(7-5)で下し、辛くも3回戦に駒を進めた。

 バドサはあっさりと第1セットを先取したが、第2セットは序盤にブレークを許してリードされた。その後ブレークバックに成功したものの、第11ゲームで再びブレークを喫すると、最後はサーブゲームをキープされ最終セットに持ち込まれた。

 世界ランキング240位で、四大大会(グランドスラム)通算4勝のハナ・マンドリコワ(Hana Mandlikova)氏を母に持つマンドリクは、第3セットでもブレークに成功して4-3とリード。その後2度にわたってサービングフォーザマッチのチャンスを手にしたが、ラスト3ゲームは互いにサーブをキープすることができず、迎えたタイブレークをバドサが制した。

 世界ランク4位のバドサは3回戦で、4日夜に予定されているグランドスラム通算4勝の大坂なおみ対第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)戦の勝者と対戦する。

 左アキレス腱(けん)の負傷により、全仏オープン(French Open 2022)で1回戦敗退に終わってから実戦をこなせていなかった大坂は、全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)前哨戦の今大会でノーシードとなっている。対するガウフは全仏オープンで準優勝を果たしている。

 また、第3シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)はマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)を7-5、6-1で下し、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)準優勝後の初めての試合を飾った。

 アマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)は、第8シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)に3-6、7-5、6-1で勝利。アニシモバにとっては、5度目の対戦で初めてプリスコバから白星を挙げた。

 第7シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)も予選勝者のテイラー・タウンゼント(Taylor Townsend、米国)を6-4、6-0で下し、3回戦に進んだ。(c)AFP