【8月4日 AFP】米カリフォルニア州の裁判所は3日、歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)さんの愛犬が強奪された事件で起訴されていた男1人に禁錮4年を言い渡した。

 禁錮刑が科されたのはジェイリン・キーショーン・ホワイト(Jaylin Keyshawn White)被告(20)。昨年2月、ロサンゼルスのサンセット大通り(Sunset Boulevard)近くで、ガガさんの愛犬のフレンチブルドッグ3匹を散歩させていたスタッフが拳銃で撃たれ、犬が強奪された事件で、第2級強盗罪に問われていた。被告は有罪を認めていた。

 ホワイト被告のほか、ジェームズ・ハワード・ジャクソン(James Howard Jackson)被告(19)とラファイエット・ション・ホエーリー(Lafayette Shon Whaley)被告(28)も起訴されている。

 また、ガガさんが愛犬を返してくれた人に50万ドル(約6700万円)を提供すると表明したのを受け、奪われた犬を警察に届けたとされる女も、事後共犯と盗品を受け取った罪で訴追されている。

 小型で人懐こいフレンチブルドッグは、多産ではないため比較的数が少ない。ガガさんや米俳優レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)さんらセレブが飼っていることから付加価値が高まり、数千ドルの値が付くこともある。(c)AFP