【8月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督は3日、7月31日に行われたラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)との親善試合が終了する前に会場のオールド・トラフォード(Old Trafford)を後にしたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)らの行動は「許されない」と苦言を呈した。

 家庭の事情でタイとオーストラリアで行われたプレシーズンツアーに参加していなかったロナウドは、ラージョ戦で今プレシーズン初出場を果たし、前半の45分間をプレー。退団を志願しているとされている中で、試合終了前にディオゴ・ダロト(Diogo Dalot)とスタジアムを去る様子が撮影されていた。

 試合後はメディアに対応しなかったテン・ハーフ監督だったが、北欧の動画配信サービス「ビアプレー(Viaplay)」で「(ロナウドと同じように)帰宅した選手がもっと大勢いた」と明かし、「誰であっても許されない」といら立ちをあらわにした。

「彼らには受け入れられないと伝える。われわれはチーム、集団なのだから最後までいなければならない」

 テン・ハーフ監督のユナイテッドでの公式戦初采配は、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)をホームに迎える7日のリーグ開幕戦となる。(c)AFP